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ひとり広報とは「ひとりでマネジメントすること


ひとり広報で奮闘している方も多いと思います。広報経験者でひとり広報されている人は、これまでの経験を活かせますが、広報未経験でひとり広報を任されている人は大変だと思います。実際にそんなひとり広報の方々から相談を受けることもしばしばあります。

先に言っておきますが、ひとり広報だからひとりで考え、ひとりで行動する必要はありません。わからないことは誰かに相談すればいいし、人手が足りないときは誰かに手伝ってもらえばいいのです。

「ひとり広報」に任命されると、どうしても自分ですべて結果を残さないといけないと思いがちです。社員数が極めて少ない企業は別ですが、経営陣は「すべてひとりで」とは考えていないはずです。

理解してほしいのは「あなたが責任者」であることです。

広報部門をあなたがひとりで担っているという事実と、誰も介さずひとりですべての広報プロジェクトを担うことは相違ではありません。もちろんひとりで取り組まなくてはいけないことも多くあります。でもアイデアを出すことや効率的に誰かを活用することは「ひとり広報」に反しているわけではありません。

別の言い方をすると、ひとり広報とは「ひとりでマネジメントすること」。

会社は常に生産性を求めます。誰かを活用することで生産性が高まるのであれば、会社はできる限り聞き入れてくれるはず。より効果的・効率的なマネジメントが「ひとり広報」とも言えます。だからといって、なんでもかんでも人数を集めるのではいけませんが。

まずは共にアイデアを出し合える人を持ちましょう。社内に相談できる人がいればそれでいいですし、いないのであれば外部で探すことも考えてみるべき。ですが、まずは社内で。

最初からアイデアを出し合うためのミーティングなどと看板を掲げてしまうと参加者を集めにくいですから、別の部門の社員から日常の会話の中でアイデアを引き出すコツを身に着けることです。

「この前の話役に立ったよ。こんな成果があった」なんてお礼を伝えると、もっと協力してくれるようになります。ここでのポイントは「相手が会社に貢献した」という事実を伝え、実感をもたせること。でないと「あなただけが成績をあげた」と不快感を抱きます。必ず、あなたに関わればメリットがあると思わせることも重要です。

「ひとり広報」は部門としてひとりであるだけで、会社の中でひとりきりという意味ではありません。ひとり広報こそ、多くの部署、多くの社員と関係性を高めることで「ひとりマネジメント」を機能させましょう。