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ワンランク上の広報は、暇ネタを使いこなす


広報担当者からの個別相談で、最も多いのが「今、発表するネタがなくて困っている」です。

発表する情報がある時は、メディアと会う機会も頻繁になり、広報として頑張ってる感も高まります。しかし、発表する情報がない時は「仕事をしていないからマズい」と不安を抱きます。自分だけがそう思っているのではなく、社内から、特に経営層から「広報はなにも仕事をしてないじゃないか」なんて思われたら・・・

実際、そのようなプレッシャーをかけられている広報担当者もいます。

だから相談されるのですが。

時事ネタって、広報もメディアも比較的扱いやすいネタです。今伝えるべきネタなので、広報もプロモートしやすく、メディアも今報道すべきかを早くに決断できます。タイミングさえ間違えなければ、ネタがメディアにとって有用かどうかを検討してくれます。あくまでも検討であって、報道・掲載されるかは別ですが、時事ネタには“旬”があるので、広報担当も力がはいります。

相談に来られた方は、この「時事ネタ」は得意なのですが、「時事ネタ」以外のネタを創れないのです。

なぜ、時事ネタ以外の情報が創れないのか。

それはメディアを通じてターゲットに伝えたいコトを、ご自身で創り上げた経験が少ないからです。時事ネタも、事業部門や経営部門から渡される資料からプレスリリースを作成しますが、アピールポイントも同時に伝えられます。このアピールポイントをメディアに興味を持ってもらえるように手は加えますが、あくまでもアレンジしているだけです。

もちろん、違う視点から、メディアに刺さりやすいポイントを導き出すことはされていますが、それは時事ネタを扱ってきた経験から身に着けたスキルと言えます。

メディアが発信する情報は大別すると「時事ネタ」と「暇ネタ」です。ニュースは時事ネタ、特集は暇ネタです。暇ネタといってもトレンドは影響しますが、「今日は番組の内容を変更してお伝えしました。予定していた特集は次回に放送します」なんてことよくありますよね。世の中で大きな動きが会った時には先送りされてしまうアレです。

この「暇ネタ」を使いこなせれば、メディアとのリレーションも幅が広がりますし、安定的なパブリシティ活動となります。

暇ネタを使いこなすには。

発想を切り替えることです。

漠然と社内でネタを探しても、メディアの興味を引けるネタに昇華させることは難しいかもしれません。ネタはメディアから探すのです。メディアをみながら「こんな情報ならこのメディアにマッチするかも」からスタートすることです。

社内でネタを作り上げる難しさに比べ、イメージもしやすいはずです。こうやって自身でネタを創る経験を積んでくださいね。


   

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