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会社で怒りますか、会社で怒られますか。広報はアンガーマネジメントでイライラをコントロール


パワハラの話ではありませんが、お互いが理解できていない時ってどうしても苛立つことがあります。頼んだ業務の成果が満足でなかった時や、なかなか理解してくれない時ってついつい口調が荒くなります。

でも、この感情ってプラスになることありますか? 怒りを放出することでスッキリしますか? 意外にスッキリはしないものです。怒られた方はというとストレスが溜まりますよね。

私も20代の頃、後輩に業務を教えていて、細かいミスやちょっと考えれば判るはずであろう事ができないと、いつも怒っていました。早く業務を覚えてもらおう、社内でもいち早く戦力として認められるように教育するのが自分の役目だと思い、勝手に「愛のムチ」を振るっていました。

しかし、管理職となりマネジメントに従事するようになってからは、部下を「怒る」ことはほとんどありません。怒って得することは何もないからです。怒る替わりに、どう挽回するかを話し合います。

怒られると多くの人は委縮します。そうなるとその仕事を避けるようになり苦手が染みつきます。やってミスして怒られるくらいなら、避けて通れるならそうしようって考えることは自然なことです。

ビジネスの世界でそんなことは通じない!甘やかしだ!という人もいらっしゃるでしょう。確かにその通りです。だったら怒らなければいいのです。できなかった理由を見つけて改善する。それでいいのです。怒られると人は黙るか言い訳をするものです。それではできなかった理由は判りません。手抜きだろうが、ミスだろうが、勘違いだろうが、結果は変わらないのです。なら、できるためにどうするかに思考を向けましょう。

一番の問題は、あなたにとって間違いであっても、相手は間違いだと思っていない、このギャップなのです。頭ごなしで「こうするべき」では、正直相手は聞く気も起りません。それどころか、話を聞いてくれない相手とは、できるだけ相談を避けようとします。この悪循環に陥ることが組織を弱体化させてしまうのです。

優秀な社員が突然大きなミスをした。あまり評価されていない社員が、いつものように小さなミスをした。これ、どちらの社員を叱りますか。

いつもできるから、今回は大目にみる。でも損害が発生していますよ。いつもミスするから、やっぱり叱る。でも、損害はでていませんよ。

これが組織マネジメントの難しさです。でも、答えは決まっているのです。結果を評価するだけ。大きなミスをしたから、その分いつもより評価が下回る。いつもミスをしているから、それだけ評価が下がる。それでいいのです。怒ったらそこで、ミスはリセットされてしまうのです。部下は怒られることで、ミスの責任を取ったと思い込むのです。

広報は冷静さも必要です。もちろん人間ですから感情的にもなります。でもその感情をコントロールできれば、情熱的な対応も冷静な対応も可能です。それには自署でのマネジメントも役に立ちます。率先してアンガーマネジメントに取り組んでみては。