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少人数向けの社内広報サポート


前回、社員数が少なくても社内広報は必要ですと書きましたが、では、少人数向けの社内広報ついて簡単にお伝えします。

経営者と社員の距離が近いと、経営者の想いがダイレクトに伝わり、全員が鼓舞しやすくなりますが、あえて「客観的に言葉にする」ことです。経営者の熱い想いは、無条件に同じ方向に向かわせることに長けていますが、時に暴走を引き起こすこともあります。

「イケイケだから許される」なんてこと多くないですか。小さなミスは気にしないという風潮を生み出します。小さなミス自体は常に起こりうることです。起きてしまったことをくよくよする必要はありませんが、必要なのは小さなミスに気づき見逃さないことであり、改善・解決しなければならないのです。ミスをほったらかしたりすることや、雑な対応は得意先の信頼を損ないます。

また、温度差というリスクも生じます。数名とはいえ全員個性は異なります。こんな熱血社長のもとで自分はやっていけるのかと、冷静に考えることで、いつの間にか経営者と距離が離れてくるのです。

社内広報は、経営者と社員が冷静に目的を達成するための「干渉的役割」や温度差をなくすための「通訳的役割」でもあるのです。経営者が社員に伝えたいメッセージを、経営者の言葉を活かし客観的に伝える。そのためにサポートをしています。

もうひとつ。いくら経営者と社員の距離感が近いからと言って、社員は細かい相談をしづらいものです。経営者は困ったことがあったらなんでも相談することと言いますが、社員は些細なことまで本当に相談していのかがわかりません。経営者の手を煩わせたくないという思いもあれば、こんなことまで聞いてしまったらスキルが低いと思われたり、怒られたりしたらと考えるものです。ここに見えない距離が生まれます。

面倒見のよい経営者もいますが、経営者と社員では業務の役割が異なります。いつまでも経営者のサポート的な位置づけだと「いつの間にか言われたことしかできない社員」を生み出すことになり、これでは社員も成長しません。かりに社員が成長していたとしても、経営者が社員の成長に気づかないという不幸も起こりえるのです。

これは大企業の中のチームマネジメントでもよくある話です。上司が部下にいつまでたっても成長しないと勝手に感じているアレです。

小さな会社でも外部に経営指南を受けることは一般化しています。第三者の客観的な視点とノウハウが必要と理解しているからですが、社内のコミュニケーション、組織のマネジメントも少人数だから不必要と考えるのではなく、外部からの声を活かすことで、より組織が強化できると理解してください。少人数ほど人事コンサルではなく、社内広報がマッチするはずです。

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