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広報の職に就きたい方のサポートをしました


転職希望の方から「広報の職に就きたいのでサポートをして欲しい」という依頼がありました。あるベンチャー企業が広報を募集していたそうで、面接まで進んでいました。

その方は、広報の経験がありましたが、しばらく別のお仕事をされていて広報から離れていたことで、企業側がブランクを懸念されたようです。

そこで企業側からある課題を出されました。

それは広報としてどのように自社をPRしていきたいかをまとめるものでした。そのアドバイスが今回の依頼です。

お話を伺う限り、この企業のお題は「PR戦略」であり、自社でもまだ今後の戦略を明確にできていないようで、そこに広報のプロとして会社を牽引していく人材として見極めたいという意図が感じられました。

企業が採用で求めるものはスキルだけでなく企業理念への共感と共通の目的、そして組織の一員として輪に加われるかです。スキルを重要視する面接官もいますが、広報経験のない面接官が広報のスキルをチェックしても、理解が浅くあまり意味がありません。そのため優秀な人材を見落とす可能性もあります。スキルを確認したければ広報経験者に任せるべきです。

そこで私がサポートしたのは「企業が求めるものが何であるか」を理解し、ご自身が「企業の一員として同じ方向を目指している」ことをどう伝えるかです。

当初、依頼者は具体的な戦術でパブリシティの成果をあげることをまとめた企画書を作成しようと考えており、どのような手法を使えば良いのか、そのアイデアとまとめ方を求めていたようですが、詳細をお聞きしたことで、PR戦略にシフトするようにお伝えしました。

依頼者はこれまで企業のPR戦略を策定した経験はありません。しかし、入社すればいやおうなく重要な業務となります。それができなければ依頼者と採用企業の関係性が悪くなり、せっかく入社しても長続きしないかもしれません。粗削りでかまわないので、同じ方向性を示すことさえできれば、またひとつ広報スキルがアップします。

戦略立案では、依頼者が作成した内容を見させていただき、この企業に入社したいという強い想いを企業理念にリンクさせるようアドバイスに徹しました。私自身がアイデアを出すことはしません。それではプレゼンで依頼者の言葉にならないからです。もっとこういう言葉で表現すると強調されますよ。こんな言葉のほうが自分の言葉に見えますよ。のようなフォローはします。

依頼者のプレゼンまで時間があったので、依頼者が考えた施策も盛り込むことで、現実的な要素も付加しました。全体的な流れがまとまったことで自信も持てたようです。

そして先般プレゼンが行われ、評価を得られたようです。そして今、最後の面接に進んでいます。

採用の合否を保証することはできません。しかし、ご自身が納得いくものであれば、必ず次につながります。私がサポートしたのは、提案づくりではありません。広報のスキルアップのお手伝いです。


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