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広報は先を読むためにも先を見て


前回、空気を読む前に空気を吸うことについて書きましたが、今回は先を読むためにも先を見ることについてお話します。

やはり多くの方から「先の読み方」はどうすれば学べるのかと聞かれます。広報なら先を読む力がないといけないのか、先を読む力をどうやったら身に付けられるのかなど、悩んでいる方にその方法をお教えします。

正直、未来のことは誰にも判りません。しかし、予測することは可能です。また、その予測が求めているものと近しいものなら、その予測に向かい戦略を立てる、予測が求めているものと異なるのであれば、求めている方向へと仕向ける戦略を立てることも可能です。つまりマーケティングですね。

このコラムでは何度も広報もマーケティング感覚が必要ですよとお伝えしていますので、ここではマーケティングは置いといて。ズバリ、具体的に。

先を読むということは、先がイメージできているということです。それは目的が明確であるということ。目的を理解しているということは「先を見ている」ことなのです。

目的が不明確であったり、流されるままに先を見ても、先を読んでいることにはなりません。目的に向かっていないことに気づかなかったり、目標に向けて修正する気がなければ先を読んでも意味がありません。それは先を読んだことにはなりません。

予測すること。それが「先を読める」ということです。

目的を知る。現状を知る。経緯を知る。これが「先を読む」ために必要なこと。

漠然と先を読む能力を身に付けようと思っても、子供のころからの成長過程や環境に左右されます。だれでもすぐにできるものではないのです。でも、だれでも身に付けられる方法は「目的を知る。現状を知る。経緯を知る。」ことなのです。

広報担当者であれば、経営層から管理職、一般社員まで日々接する機会があります。経営層が何を目的として話をしているのか、管理職が何を目的として話をしているのか、一般社員は・・・と、それぞれ異なるクラスには異なる目的があります。それを意識し対応することが「先を読む力」の訓練になります。

企業が成長するための根幹の目的は共通ですが、立場によって遂行すべき目的は異なります。広報担当者は彼らの目的をきちんと知るこ と「先を見る」ことで「先を読む」。このスキルが社内広報に活きてきます。

それともうひとつ。メディアの方の「先を見る」ことも重要です。メディアの目的が見えれば、メディアの目的と自社の目的が並び立つ「先を読んだプロモート」も可能になりますよ。



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