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“水が合う”職場づくりも社内広報の仕事


敢えていいますが、雰囲気の悪い会社ってありますよね。訪問した瞬間に感じたりしたことありませんか。対応いただく社員も、素振りで「こんな雰囲気ですいません・・・」を醸し出しています。語らずとも察してって感じが伝わります。

ヒューマンリソースマネジメントを研究している大学の先生が「企業文化がない会社はあるが、社風のない会社はない」とおっしゃいます。企業文化は創り上げていくもので、社風は自然とできあがるというものです。

印象の悪い会社はそれが社風となってしまっています。雰囲気が悪いことにイライラして会社に不満を持つ社員もいれば、こんな会社だから仕方がないと諦め、なるべくかかわりたくないと思う社員もいます。負のスパイラルに陥る状態といえます。

新卒や転職で新しい社員を迎える時も同じです。初出社時に「あれっ、この会社なんか雰囲気悪い・・・この職場でちゃんと勤められるのか?」と考えてしまいます。ただでさえこれからの仕事にプレッシャーも感じているのに、これでは力を発揮できる環境にありません。

「水が合う」という言葉があります。馴染みやすいという感覚のことですが、水が合わなければ「馴染めない」ということです。生き物には水が必要です。水が悪ければ体調を崩します。ここでの「水」は言い換えると「職場環境」です。職場の雰囲気も同様に水が合わなければ体調を崩してしまいます。

職場環境とは社風のひとつとも言えます。慢性的な残業を忙しいという理由で改善しようともしない企業体質も社風となってしまいます。新しく迎え入れた社員に興味を持つこともなく近くにいてもほったらかしの社員ばかり。これも社風になってしまいます。

人事も採用から入社までが自分の仕事で、入社後は配属する部署にまかせっきりでは、いくらいい人材を採用できても離職するリスクがどんどん高まってきます。もっともそんな社風を採用活動時から感じとった転職希望者は、入社意向も低いはずなので、良い人材が採用できているとも思いません。

社風はいつのまにか形成され浸透するため、内部の人間は善し悪しの判断がわからないこともあります。ここに社内広報が必要なのです。客観的な視野をもつ広報こそ、良い雰囲気にするために何をすればいいのかを考えるべきです。

社内運動会を実施している企業も多数ありますが、これも社員のコミュニケーションを高めることで社内の雰囲気や業務が円滑に遂行できることを目的にしています。

あなたの会社に合った取り組みはきっといくつもあるはずです。「働きやすい職場」つまり「水が合う職場」づくりは経営においても重要ですから、社外にも誇れる社風づくりに取り組んでください。

よい社風はよい企業文化づくりの第一歩です。


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