• ア サインポスト

社内報の呪縛から解放されたほうがいいですよ。その時間を社内広報に向けて


広報担当になって、社内報の制作に携わるようになった人ってけっこういますね。正直、大変じゃないですか。一生懸命つくったのに読まれずに積みあがったままの社内報を見て、どう思われています?

作るのが仕事だからとか、全員にきちんと読んでもらえるのは難しいから仕方がない、なら止めましょう。時間がもったいないです。あなたの評価にも影響しますよ。というより、責任者の方、せっかくの人材に生産性が低い仕事をさせることは一文の得にもなりません。

でも、止められない理由があるらしいのです。何年もつくっているから、専任まで採用しているから、読んでくれてる人もいるから、だいたいこんなもんです。長~く広報に従事していますが、止められない理由で納得できるものはひとつもありませんでした。 挙句、読まない人が多いから部数を減らす。それは出版社のすることです。

社内報を止めてはいけない理由は「社員が読んでくれている」以外ないのです。

社員が読んでくれないなら止めてもいいのです。読まれていない社内報を止めて社員の統率がとれなくなった企業はありません。

と、ここまで乱暴に話しましたが、言いたいことは「無理をしてはいけない」ということです。決められたページを埋めるためにどうするかばかりを考えてしまうことに意味がないということです。

外注することを否定はしません。人的リソースを補い、かつ専門性を活用することは生産性も高まります。しかし、企画の提案までを任せるのはどうでしょう。いくつかの案が出てきて、それを担当者が選ぶ。それでは社員に響く社内報制作には遠いのではないでしょうか。ある社内報のスペシャリストの方が「今発行されている多くの社内報は、見た目はきれいでお金もかかっているが、魂が入ってない」といいます。

社内報が効果的に活用されている企業も多くあります。立派な冊子の企業もあれば、A4用紙1枚で成果をあげている企業もあります。見栄えではないのです。中身です。

もし、社内報で悩んでいる担当の方がいれば、改めて「何を伝えたいか」を見つめ直してください。それを社員に伝えるためにはどうすればいいか。これまでのフォーマットは必要ありません。既存のテンプレートに落とし込むだけの作業は、ピースの異なるパズルと同じです。完成することはありません。

8ページが2ページなってもいいじゃないですか。読み手もスッキリしたと思います。逆にページ数が倍になっても必要であればかまいません。もっといえば、社内報でなくてもいいんです。メールに変わろうと、掲示板になろうとかまいません。必要なのは「社員に伝わること」です。

業務が社内報制作に追われるより、広報として会社に貢献できる仕事をしましょう。


122回の閲覧