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社内広報を始めれば社外広報の必要性を実感できる


社外広報活動を行っている企業は多数ありますが、その数だけ社内広報を行ってはいません。社外広報を宣伝の一環として行っていると、なかなか社内広報まで目を向けることは少ないようです。

大企業になれば企業広報や社内広報の部署がありますが、中小企業では、そこまで組織を拡大したり、人材を配置することはほとんどありません。

広報は、パブリシティをはじめとする社外広報からスタートするイメージが定着しています。私のように外部で広報をサポートする側も「まずはプレスリリースを配信してメディアに取り上げてもらいましょう」というメッセージから入ります。(私は言いませんが)

企業が製品やサービスを社会に知ってほしいという強い想いがあれば「せひやってみたい」となりますが、これまで既存製品やサービスを提供してきた手段がありますから、今さら既存製品やサービスを広報するのも・・・と興味を持てないことも理解できます。

このような状況では「広報活動を開始する」ことはほとんどありません。よほどのきっかけがない限り、広報活動は「そのうち」とか「会社が大きくなってから」となってしまい、チャンスも見逃していくのです。もちろん社外広報の成果は誰も保証できませんから、社外広報にチャレンジすることに二の足を踏むのもわかります。

ここで逆の提案です。

社内広報、つまり社員の働く意欲を高める活動から始めてみることをお勧めします。中小企業であっても、既存製品やサービスが事業の核となっていても、社員を雇用している限り、働く意欲を持ってもらいたいと願う気持ちはあるはずです。

人材育成や福利厚生、採用などにも時間とコストをかけているはずです。その手段のひとつとして社内広報を始めてほしいのです。社内広報の魅力はこれまでのコラムでもいくつも書いてきましたのでここでは割愛しますが、社内で「広報の力」を実感してほしい、いや、必ず実感できるはずです!

クライアントには社内広報の成果を感じていただいています。最初は小さな成果でも、そこからストーリーが見えてきます。もっとどうすれば効果が高まるのか、この小さな成果を波及するためにはどうすればいいのか、そんな中で社外広報をうまく活用しようというアイデアも必ずできてきます。

そうなることで、社外広報をすべき理由が明確になるのです。実行しないという選択肢はありません。必要性を理解したからこそ社外広報に取り組むことを決断できるのです。

社外広報が必要なのか不必要なのかわからず、そのうちに考えればいいかと考えている企業こそ、必ず取り組んでいる人材育成に「社内広報」を取り入れ、「広報」の必要性と実力を感じてみてください。


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